昨日の話

職場でフロアリーダーや先輩たちと和やかに会話を楽しみながら作業中に突如地震発生。隣に座ってた先輩と顔を見合わせ、「今揺れてない?」と言葉を発した瞬間からかなり大きな揺れ。16時35分ごろだったそう。フロアリーダーは立ち上がり「何これ?怖いよ!」とぐるぐる歩き始め、揺れが止まった瞬間別フロアのリーダーから「M野さん大丈夫ですか?」という確認の電話。S崎さんは冷静だなぁと思いつつ、ボソッと「怖かった・・・」と呟くとフロアリーダーM野さんが笑いかけてくれた。職場は地下で、地下であんだけ揺れたんだから地上はどうなってんだろうね?ここに閉じ込められたらシャレにならないよね、なんて話しつつ、B1〜B4まで連絡網が走り、何か倒れたりしてないか各フロアで確認中にエレベーターが止まった。マジかよ!閉じ込められた?まぁすぐに復旧はしたんだけど、その後は仕事中とは言えみんな少し落ち着きがなかった。いつもは冷静冷淡なT貝さんまで、「どうだった?」とウキウキ口調で聞いてくる始末。来館者に怪我はなかったようで、ただ館内放送でずーっと「どこの電車が止まってる」だとか「今どこの箇所を点検中」だとかひっきりなし。聞いてるうちに最終の仕事時刻になったので一斉にとりかかる。汗だくになって仕事を終え、とりあえずロッカーのある地上階へ上がると休憩室は人だかり。バイトの同期を見つけ「どしたの?」と聞くと地下鉄が前線止まっているとのこと。おいおいおい、永田町は地下鉄以外何が通ってるんだっけ?というか給料日前で定期使えないのって結構辛いんですよねとかなんとか言いながら18時半まで待つも動かず。しょうがないから飯食って帰るべーっと赤坂見附まで歩き、夕飯。バイト仲間と一緒にご飯食べたりするのはこれが初めてで、いろんなバイトネタで盛り上がる。気づけは時刻は21時半前、そろそろ電車も復旧してるだろうと地下鉄へ。まだ完全とは言えないものの、どうにか動いてはいるらしい。バイト仲間は半蔵門線で、私は有楽町線で各々の帰路についた。電光掲示板には始終「地震の影響で運転見合わせ中」の文字ばかり流れる。バイト仲間の乗る半蔵門線は、それでも最寄り駅までの直通電車は動いておらず、途中で乗り換えを余儀なくされるらしい。私も部屋は無事だろうか、早く帰って確かめなければ、と経由駅の池袋で乗り換える。
電光掲示板にはいつものように「終日禁煙」の文字。最寄の沿線は地震の影響を微塵も感じさせないほど落ち着いた雰囲気。すげぇ、1分も遅れず運行してたんかここ。
どうやら有楽町線さえ止まらなければ6時半には家に帰れていたらしい。乗客もいつもの表情のまま、地震なんてほんとにあったの?といった様子。さすが。