暗いところで待ち合わせ

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11月29日に行ってきました。半年ほど前に元同僚から借りてた本だったのですんなりと。小説で読むと何故か暗い景色ばかりが想像されていたのだけれど、映像は明るかった。ただ、ミステリーのジャンルだとわかっていないと原作知らない人がいきなりこの映画を観ると「なじゃこりゃ?」な感じになりそう。設定が少し変わっていたのは、動機の部分を観客に安易に想像しやすくするためか。田中麗奈きれいだったな。久しぶりに彼女の演技を見たけれど、うまくなったなぁと思った。あの独特なテンポがあってただけなのかもしれないけれど。自分の中で原作の少女はああいう雰囲気ではなかったので、そこがちょっと違和感。井川遥の登場シーンがすっげおもろかったです。こわっ、っていうような。ちょっと笑ってしまって、元同僚に突っ込まれました。前回同様、端っこの席で良かった。ラストが原作よりちょっと長くて、うーん、解釈不足ですかね、私は要らないと思った。原作中のラストをもっと、なんかこう、重点置いてそこで終わって欲しかったな、っていうのがありました。でも総じて、すっきりした作品になっていると思いました。うん、原作より暗いイメージが無かった分、見やすかったです。ただあれですね、犯人を知っているミステリってほんとドキドキ感が半減しますね。しょうがないけど。映画のジャンルはミステリじゃないからいいのか。