お月見

母上が友達とお月見をするというので一緒に出かけました。場所は近所の浜辺。行くともうすでに友達は飲み始めていて、後から合流するという形になりました。友達っていうか向こうはほとんど家族でしたが。同級の友達も一緒で、嫁と子供を連れて来ておりました。かわいいなぁお子。ぷにぷにやで。気を利かせてくれた同級がお子を私のそばまで連れてきてくれ、挨拶を交わした。いやー、じつの姪っ子にも1歳半くらいのときに会ったけど、こんなにしっかりしてたかしらねー。もう母上やその友達どもはこのお子に首っ丈で、しょうがないとは言え母上に対してちょっと申し訳ない気分。同級にお子が居るということは、私ももう結婚して子供の一人や二人居てもおかしくない歳ってことやもんね。まぁでもその場では誰一人私に結婚は?恋人は?云々の質問をしてこなかったのでいい人らぁやなぁと思いました。まぁ裏で何言われてるかは大体予想付くしね。そんなわけでお月見です。浜でゴザをひき、真ん中にテーブルを置き、テーブルの上にはから揚げやおにぎり、母上が作った玉子焼き、みなの片手にはビール、おじさんが懐中電灯を上からつるしてテーブルを照らし、すこし離れたところで焚き火。すげー。なんていうか、すげー。2,3年前、高知市内の桂浜方面の浜辺で、仕事帰りに集まってくれた同級4,5人で月明かり、星空の下喋りあった日のことを思い出してみたり。ああいうことは、いくつになっても楽しいもんなんやなぁ。たとえ母上と30歳年が離れていても、きっとこういう感覚は変わらないものだろうと思った。一緒にここでお月見が出来たのがよかったなぁ。月が出始め、赤い月がだんだんと黄色に変わり、あら雲がかかってきたねぇと言っているうちに雨がポツポツしはじめてきたので解散。いまお風呂に入ってこれを書いています。なかなか、いいお月見でした。